4月になってようやく春らしくなるのでビニールハウスの準備

母親の趣味というのが菜園だがそのビニールハウスが、購入から3年経って錆びることもなく風に耐え今日になる。
骨組みは全く朽ちることがなかったので、ビニールだけ購入することになった。

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利用してみて3年の感想。OH-5710

台風などがあるような温暖な気候地からネット購入ですので、想定もばっちりでした。
近隣地のハウスが強風のため、骨組みも曲がったものもありましたが、このハウスの側幕の高さ、天幕までの中間補助材により、全くの損害なしです。
強度といえば、適材適所の骨組みとなっており、いいですね。

施工について
全て組み立て式で、必要になったのは、水糸(百均)、角材4本(百均)、40cmアルミスケール(百均)、レーザポインター、スコップと金テコ、1.5ほどの脚立、すすらんテープ、強度を保つために、設計図通りに施工。

畑が、少々傾斜していたため、これが重要でした。
設計図は、基本的に整地された畑で傾斜は10cm程度にしないと仕上がりが悪いとわかりました。
整地せず、水糸、角材4本、水平器で外周を位置を設置。
地盤が一番高い所を0m基準として角材を打設。水糸を水平にします。
レーザポインタ(確か300円ぐらいもの30mものであればOK、10mでも幾度か繰り返せばいい)と40cmアルミスケールをぶら下げて決めました。
たとえ1mmの誤差(普通ありません)が生じても5cmの誤差なので問題ないです。
レベルなどの高価なものも必要ありません。
軸線は、母が希望した出入り口と風対策について家屋方向を検証して確定。
軸線を決めたら、左右の出入り口幅と計算した対角線長を、水糸に目印を決めて円を描くような構造で張るまで一端を移動。
対角線長を張り替えて水糸に目印を決めて円を描くような構造で張るまで次の一端を移動。
軸線と( ̄▽ ̄)になるまで繰り返します。
張が適当すぎたのか、5回ほど行いました。
これで完了です。誤差は、2-3cmほどでしょうか?
これ重要です。サイド形状が5cmほどのゆとりがないので・・・。
それが終わると、パイプの掘削芯50cmほど真っ直ぐに穴をあけて刺していきます。確か、両方で46か所ほどだと思います。
パイプを刺しますが、設計図の通りにはここは行わず、積雪があるのでその点を考慮に入れました。
外周を回した水糸からコンベックスで一定になるように測りながら接地しました。
この誤差は、10-20cm程度は補正できますが、バラバラだと天幕部分に波が生まれます。
母には、注文つけられそうですね(´・ω・`)。
骨組みの60%は完成ですので、後は天幕パイプを組み上げますが、支柱パイプに天幕パイプの両端にすすらんテープを取り付けて上でブラブラを防ぎながら接合していきます。
中央で脚立を立てながら、すすらんテープを手繰り寄せ接合パイプをはめていきます。
3つのパイプを軽く入れて、スズランテープを思いっきり力のかかるほうに引っ張ります。後は、ゴムハンマーなどでしっくりいくまでたたいて終わり。
2本毎に、スズランテープの輪をつけます。中央上端、両側の円弧上端(設計書にありますが、計算で求めました。一番力のかかる箇所です。)
中央の天幕ポールをスズランテープの輪に通します。
左右の中間財も決めた位置に通します。
後は、アタッチメントをエイヤーと言いつつ、脚立にのって止めます。
これが一番大変。300回ぐらい脚立の移動と上り下りを繰り返しました。
後は、出入り口ですが、フレームを組み立てます。
ここで、水糸から施工高をコンベックスで測りながら設計書通りに組み立てます。
設計書の誤差は、5-10cm以内だと綺麗に施工で来ます。
外観は、綺麗に仕上がりました。
この理は、ビニールをかぶせてドアの施工で完了ですが、疲れたので
1日目はこれで終了。
2日目は、まず側幕ビニール、天幕ビニールの順に行いました。
注意点は、天幕ビニールは、一人でもできますが、風の力を借りました。2人だと大丈夫。片方の2点を固定して1点を風が吹いたら手繰り寄せを繰り返します。天幕は、出入り口のビニールも兼用するのでその点も考慮。
後は、順に行えば時間はかからない。側幕は、土をかけるとこがあるので、その点を考慮。
ドアが一番厄介。上部、下部レールの施工に、2cmほどの誤差までだと思う。(◇)ゞ
うまくいかないと、キーキー音がなり不快です。
このドアは、オプションで購入。通常は、観音開きだったと思う。
母の要望だったので・・
一番面倒で2時間ほど時間がかかりました。
下部レールは、地上より10cmのところに施工。経過年によって沈下の想定と目つまりの想定です。
出入り口は、傾斜のついたコンクリートブロック(@145円だったと思う)を、6枚施工で作業に支障もなくなりました。
難点は、天幕を抑えるビニールを固定するアンカーとワイヤーでアンカーが柔らかい土を想定していないので交換したほうがいいと思います。
ワイヤーは、伸びやすいので(ビニールを張りすぎ?なのか、アンカーが悪いのか)少々考えたほうがいい。
ドアは、レールスライドで、大満足、側幕が非常に高く、母の大きさについては、つらいらしいが母は大満足でした。
次に、母が言うのは、積雪地なので地盤に沿ってパイプを固定しました。
積雪するとパイプだけでも、自重で沈下するそうなのでそれを、防ぐための沈下防止材ということでした。
確かに、冬期間にパイプは重く畑は凍上していないため、わかるような気がします。
数年経っても、形状が波打っている箇所は見られません。

長くなりましたが、とりあえずビニールのみを購入を探してみました。

(´・ω・`)
OH-5710用 替えビニール 側幕のみ [南栄工業 ナンエイ ビニールハウス]

 

 

 

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